台湾の治安は大丈夫?女性が安全に旅行するポイントはコレ!

「台湾は治安が良くて安全」
「親日で皆さん親切」

たしかに安全で親切です。
迷子になった私を助けてくれた台湾のお兄さんありがとう…。

しかし、
やはり外国であることは間違いありません。

特に女性は気を付けないといけないことが多いです。

悪い人はどこにでもいます。
どの国でもいます。

「それじゃあ、何をどうやって気を付ければいいの?」
そんな疑問が自然にわいてきます。

そこで今回は台湾の治安や危険な場所などについてご紹介します。
是非、旅行前の参考にしてください。



台湾の治安状況

外務省のデータ

まずは日本の外務省が発表している情報から調べてみました。
データは2018年の1月から9月の期間。

ざっくり読むと以下のような感じ。

  • 一部の活動家が反日デモのようなことを行っている
  • 対日感情は安定している(親日ということ)
  • 治安は全体的に悪くない(犯罪は減っている)
  • 詐欺の発生件数は増えている(振り込め詐欺的な?)

↓外務省の台湾安全情報の掲載されている犯罪率のデータです。

    刑法犯総数  21万4,578件(前年同期比 3.7%減)

  • うち殺人       245件( 同 上 21.0%減)
  • うち強盗       159件( 同 上 29.0%減)
  • うち強制性交     176件( 同 上 28.5%減)
  • うち窃盗   3万4,493件( 同 上 12.3%減)
  • うち詐欺   1万7,859件( 同 上  8.8%増)

外務省の台湾安全情報

日本人の犯罪被害

報告されている日本人が巻き込まれた犯罪がいくつかあります。

最近で多いのは「スリ」。

スリの発生報告は「台北101駅の構内」「士林夜市周辺」。
どちらも人が多い場所、観光客が多い場所での被害ですね。

私がお話した女性は「K18のネックレスを強引に引っ張られた」と聞いたことがあります。
ケガは無かったそうですが、細目のネックレスは切れてしまったそうです。

また、年配の日本人女性がふと後ろを見たら知らない男がリュックをつかんでいたそうです。
リュックは注意ですね。

旅行はリュックで移動するひとが多いと思います。
しかし、スリの報告はいずれもリュックが狙われています。

後ろから手を突っ込んで財布やパスポートを盗むらしいです。

また、バイクでのひったくりも注意です。

タクシー

よく聞くのが「メーターを止めてぼったくる」「遠回り」。
そんな場合は無理にモメないように。
100元ぐらいなら払って終わりにしましょう。

相手がどんな行動に出るかわからないので危険です。

過去にも一人でタクシーに乗った日本人女性が悲惨なことになった事例もあります。
女性は特に注意した方が良いですね。

夜は一人で乗らない。

どうしても乗るときはホテルかレストランのスタッフに呼んでもらう。
道で拾わない。

なるべく大手のタクシー会社を利用する。
こんな感じですね。

ちなみに世界での治安が良いランキングでは、台湾は28位でした。
日本はトップ10にランクインしています。

日本よりも少し悪い感じですかね。

危険な地域・場所

龍山寺周辺

台北のパワースポットとして人気の「龍山寺」。

しかし、その周辺は治安が悪くて危険な地域。
昔は裏社会の人が沢山いた場所です。

現在でもホームレスなどが多くいます。

行くなら昼間だけにして、女性だけで行くのは控えましょう。
夜は男性でも行かない方がよいです。

クラブやバー

お酒が入るとトラブルが起こりやすいですよね。
日本でも同じですが、台湾だと「薬」をドリンクに入れて飲ませる人がいるようです。

男性なら眠らせて金品を奪う。

女性なら…。
わかってくださいね。

危険な目にあわないポイントは2つ。
・トイレに行くときはドリンクを飲み干す(薬を入れられないようにする)
・知らない人からドリンクはもらわない(薬が入っている場合がある)

このポイントを覚えておきましょう。

マッサージ店

足つぼマッサージなら男性でも問題ありません。
しかし、全身マッサージは女性スタッフを指名したほうが良いです。

薄い下着に着替えて、知らない男性と個室で二人っきりになるのは注意が必要です。

また、お店自体に問題がある場合も。

女性スタッフが肌を露出して、厚化粧しているお店は普通のマッサージではない可能性あり。
男性用の特別サービスのお店かも知れません。

注意しましょう。

ガイドブックなどに紹介されているお店にしましょう。

横断歩道

どこにでもある横断歩道ですが注意が必要です。

台湾の交通マナーは日本よりも悪いです。
外務省がそのように報告を出しているぐらい悪いです。

青信号で横断歩道を歩いていても危険です。

台湾では、まだまだ歩行者優先の意識が低いようです。

交通事故も頻繁に起こっているので横断歩道やタクシーの乗り降りは注意しましょう。

小さいお子さんが一緒の場合は、特に周囲を確認しましょうね。

病院を利用する場合

もしも、事故やケガや病気で病院を利用する場合は医療費に注意。

日本と違って高額な医療費が請求される報告があります。

台湾で倒れて日本まで搬送されたりすると数百万の請求が来たりするそうです。

海外旅行保険はちゃんと入っておきましょう。
私はクレジットカードの自動付帯の保険を選びました。

最後に

今回は台湾の治安についてご紹介しました。

安全な海外旅行先として有名な台湾ですが、治安が悪い場所はありますね。
また夜、お酒の席、女性の一人旅、注意する点はいくつかありますね。

あまり不安になり過ぎるのも問題ですが、ある程度は注意して行動しましょう。

では良い旅を。
ありがとうございました。