台湾の1月の気温と服装はコレで大丈夫!年末年始の旅行にも

年末年始の連休を使って台湾に旅行に行く人も多いでしょうね。

そんな1月の台湾は温かいと思いますか?
「南の国だから暑いでしょ?」
そう思っている人もいるようです。

台湾はグルメやショッピングで日本からの観光客も増えています。
そんな台湾の冬は寒いのでしょうか?
寒いならどれぐらい寒いのか?

「コートはいる?いらない?」
「Tシャツで大丈夫?」

そんな疑問も沢山出てくると思います。

1月の台湾の気温と必要な服装についてご紹介します。

【注意】
2020年は旧正月が1月です。
台湾は連休になります。
旅行に行く時期は注意が必要です。
後半に補足で説明します。




台湾1月の気温

台北1月の気温

台湾の冬は寒暖の差が出ることが多く、コロコロと変わると思っておきましょう。

台北の最低気温は平均で12℃ですが、体感温度は下がります。

日本から来ると少し気温は高め。
10度を下回ることが少ないので日本の12月ぐらいの気温でしょうかね。

昼間で天気が良ければ20度近く上がりますので、ちょっと暑く感じるかも。

日本よりは気温も高いですが、寒波が来るとダウンジャケットが欲しくなるでしょう。
地元の人はダウンが多くなります。

台中・台南・高雄の1月の気温

台中から南側に行くなら気温は上がります。
それほど寒くなることは少ないと思ってい大丈夫でしょう。

平均気温も20度以上。
最低気温も15度ぐらい。

寒いと感じることはないでしょう。

以下、台湾全土の地域の平均気温などをまとめています。

  • 台北 Taipei
    《最高気温》19℃
    《最低気温》12℃
    《降水量》 91mm
    《降水日数》17日
  • 台中 Taichung
    《最高気温》22℃
    《最低気温》12℃
    《降水量》 36mm
  • 台南 Tainan
    《最高気温》23℃
    《最低気温》14℃
    《降水量》 20mm
  • 高雄 Kaohsiung
    《最高気温》23℃
    《最低気温》15℃
    《降水量》 20mm

参考サイト:http://www.ryoko.info


1月の天気・降水量

台湾旅行への出発前は週間天気で気温をチェックしておきましょう。

ちなみに天気予報は日本の予報が精度が高いらしいです。

台北の天気は雨が多め。
曇りも多く、晴れる日は少ないです。
小雨が何日も続くことも…。

降水量も他の地域と比べてダントツで多いです。
※上の表をご覧ください。

その一方で、晴れると温かくなります。
さすがに半袖は無理だと思いますが、パーカーぐらいでも大丈夫な日もあるでしょう。

週間天気などを確認して対策するようにしましょう。
難しい季節です。

レインコートなどは暑いのでなくてよいと思います。
小さいお子さんには薄手の折りたためる雨合羽が使いやすいかも。
大人は折り畳み傘で。

台北とは対照的に台中、台南、高雄などは雨が少なくなります。
空気の乾燥もひどくなってくるので肌が弱い人は乾燥対策も必要です。

台湾の大気汚染

実は台湾の冬は大気汚染が悪化する季節です。

台北は雨が多く湿度も高いのでそれほど悪くはありません。

問題なのは台中から南側、さらに西海岸の都市部です。

大きな原因は3つ。
・排気ガス
・火力発電などの排煙
・中国からのPM2.5

台北は排気ガスぐらいで数値も低いです。
一方、南側は工場も中国の影響もありかなり悪いです。

高度成長期の日本を思い出します。

ひどい日は空が白く曇るほどの大気汚染。
現地に住んでいる日本人は子供の体調を心配するほど悪いそうです。

アレルギーや喉が弱い人は「PM2.5対応マスク」を持参していきましょう。

紫外線

台北なら日焼けの心配は少ないので、紫外線対策も心配なし。

南の台中、台南に行くなら持っていく方が良いですね。
それでも昼間の晴れた日ぐらいしか使わないと思います。

外を歩き回る観光するなら持つべきですね。

1月台湾・日の出、日の入り時間

台湾でお正月を迎えたい人は初日の出も拝みたいですよね。
しかし、台北は初日の出が見えません。

台湾では以下の三か所が初日の出スポットとしておすすめです。
・福隆(台湾北部・新北市)
・三仙台(台湾南東部・台東県)
・阿里山(台湾中南部・嘉義県)

    台湾元旦の日の出時間

  • 1月1日 06:38


夕日を楽しみたいなら台北でも絶景スポットがあります。
それは台北101が拝める象山。

ただ、夕方は同じように絶景を求めてカメラマンの場所取り合戦に合うかもしれません。

「九份」の夕暮れも素晴らしいですよね。

    1月の日没時間

  • 1月1日 17:20
  • 1月10日 17:26
  • 1月20日 17:33
  • 1月31日 17:40




台湾1月の服装

1月のコーデ

女性は洋服が多くなるので荷物が大変ですよね(>_<) 1月の台湾は、日本の冬の服装を準備しましょう。 さすがにロングコートは不要ですが、ジャケットは必要です。 基本的に関東の秋物でいけることが多いです。 昼間は太陽が出たら暑いでしょう。 また、歩いて回る観光だと暑くなります。 皆さんジャケットを手にもって歩いてる光景をよく見ますね。 調整できるようにしましょう。 寒さ対策は「重ね着」で乗り越えることになります。 マフラーを上手に使いましょう~(^^♪

  • インナー(ヒートテックなど)
  • スパッツやレギンス
  • 長袖シャツ
  • 薄手のセーター
  • ダウンジャケット
  • マフラー


正月(年末年始)の服装

年末年始のカウントダウンなどのイベントで夜空の下でウロウロする時間が多いなら温かい服装は多めがいいですね。
それでも調整できる服装がおすすめです。

そんな時は、日本の真冬の服装が欲しくなります。
台湾の人はダウンばっかりですね。

寒い年ならマフラーも必要です。

冬の台湾観光で便利と人気なのが、ユニクロのウルトラライトダウン

これはクルクル巻いて小さくできます。
寒くなったときだけ出せばよいので、邪魔にならず便利です。

おしゃれ感は激減しますが、持ち運びが超便利なので私は持ってます。
小さくしたときは太いペットボトルぐらいのサイズになります。
リュックの奥底にズボッと入れておけば存在すら忘れるコンパクト感がすばらしい。

出した時に「しわくちゃ」になりますが(*^^*)
緊急用として考えれば問題ないでしょう。

台北でユニクロに行くなら別記事で紹介しています。
台北駅近くのユニクロの場所【地図付き】

あるファミリーが冬の台湾で寒波に当たってしまい、お子さんが体調を崩した。
その時の服装は上着がパーカーのみ…。
そんな話も聞いたことがあります。

地元の人は寒がりさんが多いようで、早い時期からダウン率が高いです。
東京や関東などからの旅行だと、かなり温かく感じると思いますが、住んでいる人には普通に寒く感じるみたいですね。

持ち物


また、九分に行くなら雨対策は、しっかりと準備しましょう。

雨が多い九分。
観光地も狭い道を歩くので、大きい傘だと邪魔になります。
それでもズカズカ歩けばよいのですが、すれ違いに傘がぶつかるのがストレスに感じるならカッパを準備。

雨の日は雨合羽でウロウロしている観光客が沢山います。
小雨ならウインドブレーカーでも大丈夫でしょう。
ウインドブレーカーも小さく畳めるタイプを選べば邪魔になりませんね。

  • 折りたたみ傘
  • 雨合羽
  • ウインドブレーカー


↓持ち物について別の記事に書いてます。
良かったらこちらも読んでください。
台湾旅行の持ち物で「持っていて良かった」ちょっとしたコレ!

台南とか高雄は温かいので冬物は少なめで大丈夫でしょう。
南側の気温は高いですね。

冬の台湾での注意点

台湾で困るのが「冷房」
夏だけでなく、冬でも冷房をかけています。

その理由はいくつかあるようですが、まずは「湿度対策」

台湾は年中湿度が高い。
カビ防止の為に公共施設やお店では冷房をかけているようです。

もう一つの理由が「外気との家の中の温度差を少なくする」
これは東洋医学的な発想のようです。

台湾の建物は「暖房設備」が無いことが多い。

ホテルなども暖房設備が整っているところは少ないので、日本から温かいパジャマを準備していきましょう。
安いホテルは日本みたいな浴衣やパジャマが無い場合があります。

寒がりの人は厚手のパジャマと暖房の確認は必要ですね。

毛布もないところもあるようなので、心配なら予約する前に確認するよ安心ですね。

年末年始のお店や観光地

台湾に正月休みで旅行に行くなら気になるのが「お店は営業しているのか?」ということ。

その点は大丈夫です。

台湾の正月は「旧正月がメイン」。
日本のお正月は1月1日ぐらいに騒いで終わり。

お店も小さい個人店は閉まっている場所もあるかもしれません。
しかし、観光客が訪れるお店はたいてい営業しています。

また、有名観光地の故宮博物院は「1月1日は無料」です!
お正月休みで台湾に行くなら是非無料開放しているタイミングでお得に観光しちゃいましょ!

2020年の旧正月は1月です!

台湾のメインの正月は「旧正月」。
毎年2月ぐらいですが、なんと2020年は1月です。

台湾旅行に行くならローカルなお店でB級グルメを楽しむのが目的って人多いですよね。

有名なパイナップルケーキのお店も旧正月は休んだりします。
なるべく避けるようにしたいものです。


2020年春節(旧正月)
1/25(土)(旧暦1/1)

連休は最大7日間。
1/23(木)~1/29(水)

観光地なども混雑しますし、楽しみが半減する可能性大。
1月の中旬にするか、2月に入ってからがベストでしょう。

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最後に

今回は1月の台湾の気温についてご紹介しました。

まとめ

  • 台湾でも1月は寒くなる
  • 特に寒波に注意
  • 体感温度も低め
  • 服装は「重ね着」で調整できるようにする

では良い台湾の旅を過ごしてください。
ありがとうございました。